脱脂洗浄工程について
金属製品の加工技術の発展(表面処理の技術)により、塗装を必要としない金属製品も増えて
きました。当社では、加工後の油脂を取り除く脱脂洗浄のみの工程も行っています。
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工法 |
浸漬処理 |
| 処理可能寸法 |
1100mm×600mm×500mm |
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| 処理内容 |
| 脱脂 |
鉄: 強アルカリタイプ
アルミ:弱アルカリタイプ(ノンエッチング型) |
| 化成被膜 |
鉄:リン酸亜鉛被膜
アルミ: リン酸系被膜(ノンクロム型) |
| 防錆 |
一次防錆処理剤 (脱脂処理のみの場合1週間程度の防錆効果がある) |
| 用途 |
| 塗装下地処理 |
シンナ-等の溶剤脱脂とは比較にならないレベルでの防錆力を発揮します。 |
| 脱脂処理 |
パッキン貼付け等の後工程があるため油分除去のみを行ないたい場合。 |
【メリット】
①浸漬させることで均一な処理が可能。※シャワ-処理の場合、均一に処理されにくい。
②パイプ形状や箱状などの場合、内部まで処理が可能。
※内部に残留した油分の影響などにより腐食の要因を除去。
③パテ・マスキングが必要な場合、マスキング下などの否塗装面も防錆力がある。
【デメリット】
板形状の製品(曲げが無い)の場合 くっつき防止のためジグセットが必要となるため
処理時間が掛かる。
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洗浄に関するご質問とご回答
洗浄後に錆などの発生はしますか?
SPCCなど無垢素材に関しは錆が発生する場合があります。メッキ鋼板などの表面処理鋼板であれば問題ありません。
洗浄後の廃液管理について。
当社では、凝集沈殿方にて処理しているため問題ありません。環境に配慮したプラント設備を完備しています。
愛知県小牧市大字間々原新田今池9-1
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